ずいぶんと暖かくなってきました今日この頃。三寒四温という言葉がちょうどよく似合う季節の変わり目です☀️
だいぶテンプレ化出来てきた感がある…ストーのオリジナル楽曲解説シリーズです。
今回は【my friend】。2021年リリースのアルバム『アメノウズメ』収録曲です。
■my friend
初めての一人暮らしをした時間の出来事を曲に書いてみました。
淋しさと自由と、後悔と希望と。責任が有るからこそのプレッシャーを自分自身が背負ってしまっている部分もあって。
本当に不器用な自分がその時はいました。(現在もあまり変わらないですが、笑)
飛行機の轟きは、その住んだマンションが空港への着陸経路の真下で、窓を開けていたら轟音が届くんです。
夜の川、というのは、天満橋から見た堂島川の景色。
当時よく遊びに来てくれた、友人と過ごした日々が、より鮮明に思い出させてくれます。
ちょっとほろ苦い記憶も味わえる、そんな曲かなと。
アレンジに関しても、あまり手を入れる必要は無いと思い、ギターとピアノのみのシンプルなアレンジに。
(ここまではリリース当時のライナーノーツから)
【2025年現在の追記】
一人暮らしを始めたのが2011年の7月だったかな…。実家での暮らしは確かに楽だし、不自由もなかったのですが。
やっぱり色々と価値観がズレてきてしまったのですよね、親と…。
それはもう否めない。生活リズムも完全に違うし、食事を取る・取らないなどの部分で色々と迷惑もかけてきてたし。「そろそろ実家を出る時が来たのかな…」と感じた瞬間もあって。
ただ、自分のアイデンティティが育ってくると自然と親とは違う価値観になるのは当然の流れなのかな〜と感じます。
(みんなもそれぞれ思う所があるかもですね)
自分の世界を広げるために、あえて飛び出す。それが一番いい事なのかなと。成果としては…お金はあまり稼げてないけど…自分の生きる道のりはしっかりと見つけることが出来たのは良かったかなと。楽曲制作やライブなど、音楽により集中した環境で作り出し、それを多くの人に伝えることができる。おかげでアルバムなど多くの楽曲を作り出し、聴いていただけるようになったのかとv
それもあるし、ただ歳を取った影響なのか…(笑)
親への感謝の気持ちも感じられるようになった今日この頃です。
って、楽曲の話をしてなかった…。
この曲はアルバム制作の最中に作ったアルバム用書き下ろしの曲です。元々ストックで置いてて…という曲ではなかったはず。
レコーディングに関してもかなり終盤でサッと録り、仕上げていった楽曲だったかな。シンプルに仕上げたかったということはあります。
親への感謝と、一人暮らしの中で誘ってくれる友人への感謝と。
ちょっと甘酸っぱい気持ちにさせてくれる曲として届くのならいいなぁと個人的には思ったりしますv