今回ご紹介するオリジナル曲は、当時の須藤タカツグを心情を表した、いわゆる基幹曲という存在のものです。
後半の追記してる部分で色々と書いてますので、最後まで興味深く読んでいただけるとありがたいです☆
■街のリズム
『虹色』のテーマを引き継ぐ曲で、相手のこと・街のこと・国のこと・人種のことなど、少しでも「知りたい」と僕らが思い・行動を起こす事が世界を平和に変えていける、それが僕らの喜びだという想いで作った曲です。
真実は時に残酷な事も多くて、厳しい結果になる事もあるけど、それは今後変化する事へのメッセージで、いつからでもやり直しができる。それを伝えたいと書いた曲でもあります。時代も場所もすべて越えていける。。。4次元的なメッセージも含めた裏テーマも存在します。
2019年は日本中の色々な場所に行きまして、様々な街の景色を見てきました。
それぞれの街にはそれぞれのリズムがあって、そこに暮らしている人達の鼓動が聞こえてきます。
そんな姿を身体で感じるのが好きで。またそんな時間を過ごせるようになる事を願います。
(リリース当時のライナーノーツより)
【2025年現在の追記】
この曲はアルバム『アメノウズメ』制作時に作った書き下ろしの曲なんです。
結構システマチックに作った覚えがあります。
まずリズムを決めて…テンポ決めて…メロを色々とあーだこーだとやってみて…コードをつけて…歌詞をつけて…
という1つ1つの過程をじっくり作業した、そんな曲なんですね。
特に苦労したのが、AメロからBメロへの繋ぐ部分。ここのメロディーをどう終止(ケーデンスとも言う)して、次への流れを作り出すか。
サビという一番聴かせたい部分を支えるために、どう繋ぎをつけていくか。
小節数はこれで良いのか?メロの繋ぎ方はこれでいいのか?スケールを少し違う方向に持っていって、気持ちの揺れをメロで表現するか?とか。
(オルタードとか、コンディミとかを使うのか)
そんな事をうねうね呟きながら作った曲ですv
サビの部分に関してはやはり聴かせたい部分が「知りたい 知りたい」というところ。
ここでしっかりキャッチーに。うまく皆さんの耳に残るようなフレーズを考えられたらと思ったので、個人的には上手くはめられたかなと思っています。
コロナ禍中からライブで演奏している楽曲ですが、お客さんからのウケもすこぶる良く、皆さんの気持ちを打ち上げたり、昂らせる力を持ってくれてる曲のようで。
もっと大きな力になれるように、まだまだ育てていきたい楽曲の1つです。