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オリジナル楽曲解説【虹色】

今回は2021年リリースのアルバム『アメノウズメ』に収録した4曲目、【虹色】の楽曲解説ブログです。
前半は2021年当時の解説を、後半は現在の2025年における追記を書いています。
4年も経てば色々と見える景色も変わるので、そんなニュアンスや着目点の違いを見つけていただければと思いますv


■虹色

虹色 / 須藤タカツグ

「違いがあるからこそ、人生は楽しい。」と思えるようになったのは、いつからだろう。。。
ネット社会と最近のコロナ禍の影響で、より相手を蔑んだり、相手の意見もろくに聞かずに攻撃だけ上手になっていく人間たち。
そんな人に限って、実際に会う形になると、自分の思ったことは1割も言えず、何を伝えたいのかはっきりしない人です。
気持ちはわかる、本当にわかる。でも、自分の意見を持ってないから何も言えないんだな…。それは悲しいです。

この曲を作った頃は、僕自身がかなり人生に対して自暴自棄になっていて、自身を傷付けまくっていた時期に作ってます。
望んだ想いが届かないもどかしさ、苛立ち、絶望感を逆転させて、なんとか昇華させた曲になっているのが実情。

正直なところ、こんな時代に音楽やってる僕ができる事は本当に少ししか無く、無謀感に苛まれますが。。。
まずは、せめて相手を理解し、違いを認めていこう、というメッセージを放つ事だけはできると思って。
虹の多くの色を映しながら、僕らもより理解を深めていけたら。

(追記)
もうかれこれ…作った時は2013年の年末ごろ。弾き語りでも演奏してるし、フルバンドオケでの演奏もそれなりにライブで披露している、結構「名刺がわり」の楽曲の1つになってます。もう11年以上演奏してるのか…😅
大事に育ててきた楽曲なのもあって、個人的にはいい感じに色付いてきているなぁとしみじみ思ってます。
まあそれにしても…日本人は感情的な部分と合理的な部分の使い分けがホントにヘタですね(笑)
違いを認めると全部認めたことになるとか…意味不明な事を言ってくる人が多いですが。
あくまで『中庸(ちゅうよう)』という考え方が大事だと、裏テーマで言ってる事を伝えておきますね。
(意味は自分で調べてや…)

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